気ままに樹紋

●ジュモン'絵ブログとして、スケッチ主体ではじめましたが、写真も加えることにしました。●画像は拡大(クリック)して見てください!

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ザリガニ

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「血の池」はその後埋め立てられて、道になった。
今はその下に存在した池のことを、知る人は少なくなったことだろう。

池があった頃でも、アメリカザリガニが多く棲んでいたことは、あまり知られてはいない。
池の色が保護色であること。池そのものに人が近寄らないこと。理由はいろいろだが、よくザリガニを釣って遊んだ私達も、そこで釣ろうと言う者はいなかった。
栄養豊富で、敵もいない池で暮らすザリガニ達は、他では見られぬ大きさだった。
[ザリガニ]の続きを読む
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  1. 2005/02/28(月) 04:35:11|
  2. 郷愁…
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血の池

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別府温泉の「血の池地獄」は、血の色を想わせる赤い色をしている。
だがそれは赤い色の粘土が、沸き立っているもの。
故郷の飯塚市では、記憶のうちでも五度の引っ越しをした。そのうち私が一番長く住んだ家の近くに、別府の「血の池」以上に凄まじい池があった。
池はまさに「血の池」。どす黒い紅い色を湛えていた。

[血の池]の続きを読む
  1. 2005/02/27(日) 21:07:38|
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六連島

20050226225814.jpg

「六」つながりで、もう一つ思い出の地がある。
六峰からなる「六ヶ岳」の如く、六島からなる「六連島(むつれじま)」の夏。
[六連島]の続きを読む
  1. 2005/02/26(土) 23:45:07|
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六ヶ岳

20050225160922.jpg

福岡県鞍手郡にある、六峰からなる山“六ヶ岳(むつがたけ)”。
名称は高い山のイメージだが、400メートルに満たない。それでも登ればかなりシンドイ。
[六ヶ岳]の続きを読む
  1. 2005/02/25(金) 16:42:23|
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野球グラブ

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玄関の片隅に置かれたままのグラブ。
子どもが、少年野球チームのメンバーだった頃に、使用していたものだ。
[野球グラブ]の続きを読む
  1. 2005/02/24(木) 22:58:35|
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ハシブトガラス

20050223222739.jpg

昨日。辰の刻。外出の準備をしていると、カラス達が騒々しい。その鳴き声が、いつまでも遠ざからないことに気づいた。

外に出ると収集場所に置いたゴミ袋を突き破って散らかしあさっている。
この場所では初被害だ。しかも、ほとんどは我が家の出したもの。悲惨だ!
後片付けは妻に任せて出かけたが、そのとき、目に入ったカラス達はハシブトガラスであった。

この近辺のカラスは大抵細身の嘴だと思っていたが、どうやらそうではないらしい。
駅に行くまでに発見したカラスの半数は、太い嘴とでこっぱち!
勘違いの記憶もあるだろうが、街と人が変わっていくように、生物の生態系も変わっていくことを再認識した。
[ハシブトガラス]の続きを読む
  1. 2005/02/23(水) 22:58:13|
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ミユビシギ

20050222234338.jpg

先日。茅ヶ崎海岸で食餌するシロチドリのことを描いた。
この手にとらえて、間近に観察していないから、はっきりはしないが、あれはもしかしたら、ミユビシギかもしれない。
素早い方向転換が得意など、行動パターンがよりそれらしい。
ただ、どちらの野鳥なのかは、私には判別がつかない。
私にとってはイメージであって、どの種かは重要ではないのだが、僅かでも見てくれる人がいる以上は、無責任でいるわけにもいかず、取りあえずは、シロチドリではないかも…とだけ報告しておきます。
やはり、無責任かな! [ミユビシギ]の続きを読む
  1. 2005/02/22(火) 23:53:30|
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うろ

20050221211004.jpg

大樹や老木には、神秘の力を感じる。
樹の不思議や魅力を探り語るには、多くの時間を費やすことになるから、折にふれて少しずつログに加えていこう。

[うろ]の続きを読む
  1. 2005/02/21(月) 21:58:07|
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鎌!殺人事件

20050220213948.jpg

叔父の知人が、鎌で首を切り落とされて死んだ!


[鎌!殺人事件]の続きを読む
  1. 2005/02/20(日) 22:05:44|
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雪の朝

20050219205550.jpg

昨日は、その日を境に雪も雨にかわるとされる“雨水(うすい)”と、ニュース記事にあった。
今日の天気予報についていた雪マークを見ても、どうせ雨だ。と思っていた。それにここは茅ヶ崎。滅多に雪は降らない。

2月19日。朝。

雪。

降った。

積もった。

雨にかわった後も、しばらくは屋根を白くしていた。

少し考えを変えよう。
かなり前にも3月に積雪したことがある。折り悪く切れた灯油を買いに、タイヤにチェーンを巻いた車でGSに行ったら、雪による停電のために地下タンクから灯油を汲み上げられない状態だった。
そうだ、まだ降るかもしれない。ポリタンクの灯油は切らさないようにしなくては。
茅ヶ崎だって、当然、雪は降る。
そうして、積もる!

[雪の朝]の続きを読む
  1. 2005/02/19(土) 21:14:23|
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妖精

20050218225933s.jpg

森の気配にふれながら湯に浸る。
母の故郷の、昔の風呂は家の外にあった。屋根や部分的な板囲いはあったが、裸電球の赤みを帯びた薄暗い明かりで入る、木桶の風呂は、温かった。
風と木の枝だ枝のこすれ合う音をBGMに、ともに湯船につかる叔父や叔母が、夜毎に聞かせてくれる、言い伝えや昔話が、楽しみであり時には怖かった。

ある夜。
少し風があった。風呂場から5~6メートル離れた所にそびえる杉の大木の茂みが、さざめいていた。まるで、ささやきのように。

一緒に湯につかっている叔母が、いつものように、話を聞かせてくれた。20メートルほど先にある、小さなほら穴にかつて棲んでいた、人をだます狐の話。

「おばちゃん、今、なんか言うた?」
叔母以外の声を感じて、私は訊いた。
「いいやぁ、なんも言うちょらんよ。気のせいたい」
そう言って、叔母は雌狐の鳴き声が雄狐とは違うことを実際にやって見せた。「ギャーーッ」

「ふーん。木の精…かぁ…」
下唇まで湯に埋まりながら、私は思った。
聞こえたのは、目の前に月に届く高さでそびえ立つ、杉の木の妖精の話し声。
不思議なもので今でも、あれはそうだった。と思うのだ。 [妖精]の続きを読む
  1. 2005/02/18(金) 23:40:08|
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ボタ山

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故郷、飯塚市は福岡県の真中辺り。筑豊の地域にある。
この一帯はかつては炭鉱の町として栄えた。
景気のいい街に、日本中から人が集まるので、中心街には様々な店が揃い、食べ物屋さんもかなりの数。全国からの人の舌に応える必要から、美味い店が多いのも特徴である。
ひよこ、千鳥屋はこの町が産んだ銘菓。地元で人気はさかえ屋という菓子店もある。商店街の常識となったアーケードの始まりも、飯塚であったと記憶している。

[ボタ山]の続きを読む
  1. 2005/02/17(木) 23:48:17|
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きんき

20050216211946.jpg

煮ても焼いても旨い。鮨でもいけるし一夜干もいい。
きちじ(喜知次)が正式名らしいが、そんなことはどうでもいい。高すぎる。オマケに頭の部分が体の半分もある。
昔から高値の魚だったが、時折我が家の食卓を彩っていた。
しかし、☆時価☆の文字が際立つ価格になったら、我が家では食材とは認めない。

食卓から姿を消して久しいその他は、鮑や国産松茸などなど。だがそれらを生涯食すことがなくても平気だが、きんきは食べたい。きんきを食べたい。きんきを食べる。三度唱えても無理か?

決して手が出ない価格ではないが、日常メニューに加える価格ではない。
いただきものとしてなら大喜びで食べる。
いただきたいなあ。 [きんき]の続きを読む
  1. 2005/02/16(水) 21:24:42|
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ヒッ ヒッ

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高砂緑地の梅を観に出かけた一昨日のこと。市立美術館脇の藪から、耳慣れない鳥の鳴く声が聴こえた。ピッ ピッ と鳴いているようにも聞こえる。
歩を止め、見回すとすぐに見つかった。
池の渕にいた。
見かけない鳥だったので、デジカメで姿を追いながら何枚かの写真を撮った。4メートル先を小刻みに動いて餌をついばんでいる。近づいても逃げはしないのだが、きっちり4メートルの距離をとって移動し、ヒッ ヒッ と誘うように鳴く。
大きさはムクドリほどだが、それよりはぽっちゃりとしている。目いっぱいズームアップしているうちに、藪をすり抜けて行ってしまった。

PCに取り込んで、拡大や画質調整をしてみたが、被写体もカメラマンも動き回った画像は、どうにもならないものばかり。
記憶を基に、茅ヶ崎の野鳥の中から調べたところ“ヒッ ヒッ”は、「ノビタキ」に、ほぼ間違いない。冬羽だから、♂♀はわからない。
正体が判ったところで、絵にしてみた。だが、ピンボケの写真が基だから、仕上がりは「ノンヒタキ」がいいとこ。 [ヒッ ヒッ]の続きを読む
  1. 2005/02/15(火) 20:10:54|
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お茶の花

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昨日、梅の花を見てきて、思い出した。
今は開花の季節ではないが、小さく白い花がこどもの頃から大好きだった。生垣用のお茶の木だったから、花が咲いているのを見ることが出来た(良いお茶作りに花は禁物らしい)
個人的には、蝋梅よりも蝋細工ッぽいと思っている。兄弟姉妹11人の長女である母の長男が私だったから、まだ赤ん坊のいとこがいた。
母の実家に行くと、たまたま来ていたいとこの子守をさせられることがあった。
寝かせてしまえば子守から解放されるので、おんぶして子守唄を唄うのだが、恥ずかしいからお茶の生垣の陰に隠れて、あやしながら唄ったものだ。私も小学生だったから、次第に増す背中の重みが堪えてくる。
そんなとき、気を紛らわせてくれたのは、白い小さなお茶の花。
花が終わると、まあるい実になった。

滅多には見られず忘れていたお茶の花を、ふっくらとした梅の蕾が思い出させてくれたのだ。 [お茶の花]の続きを読む
  1. 2005/02/14(月) 17:38:29|
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♪かあ~きぼ~~~

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まだ牡蠣の季節だが、確か普通に出回っているのは養殖真牡蠣だったと思う。これも美味しいがしばらくすると、大好物の岩牡蠣の季節がやってくる。
生まれ育った飯塚市は、福岡県の真ん中。内陸部にあるのだが、意外に海のものも美味しく食べられた。今住んでいる茅ヶ崎よりは、ナマコなどが(記憶では)美味しかった。
自転車の荷台に積んだ木箱に、牡蠣を詰め込んで売り歩くおじさんがいた。故郷では牡蠣を「かきぼう」と呼んでいた。貧しい家だったが、かきぼうをよく買っていたから、よほど安かったのかもしれない。
おじさんが手際よく牡蠣殻を剥くのを見るのがおもしろかった。父がたくさんの鳥を飼っていたので、鳥たちのために殻を分けてもらうこともあった。殻を乳鉢ですり潰して餌と混ぜて与えると、しっかりした殻の卵を産む。といったような理由だったと思う。
値段も味も贅沢な牡蠣を食べるとき、
♪かあ~きぼ~~~   かきぼうは~いらんな~~~
懐かしい売り声が、ふっと、聞こえる。
[♪かあ~きぼ~~~]の続きを読む
  1. 2005/02/13(日) 02:25:29|
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江ノ島

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散歩に出かける茅ヶ崎海岸から、左手に見えるのが江ノ島。
約9キロ先だろうか。歩くとかなりの時間だが、自転車で行くには手頃の距離。もちろん車で行けばなんてことはない距離だが、時間帯や、曜日。また季節によってはひどい渋滞になるから、遠い遠い所になってしまう。
最近の島内はきれいに整備されて魅力が薄れた。片瀬のあたりも同じく。面白味がない。結果、何年も行っていない。鎌倉や葉山、城ヶ島方面に行くときに素通りで、チラッと眺める景色の一部になった。

しかし、江ノ島とその界隈には、青春の思い出や足跡がいっぱい残っていて、茅ヶ崎から眺めているくらいが、郷愁色の1ページをめくっている感じがしてちょうど良い。
潮のざわめきとほの香が、胸を熱くしてくれることもある。 [江ノ島]の続きを読む
  1. 2005/02/12(土) 22:23:11|
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ダチョウ

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一昨年からTVCMに登場の、スキーをするダチョウのインパクトは、今冬になっても色褪せることがない。
今日は山手線車内のモニターで、幾度となく繰り返す映像を見せられたが楽しめた。繰り返しには拒否反応するこの私が、モニターを飽きずに見入っている姿は、我ながらおかしい。
着ぐるみのスキーヤーとダチョウの実写CG作品だと、判っていてもオモシロイ。ダチョウの必然性がないにもかかわらず、ダチョウの格好良さに脱帽するしかない。見ていて気持ち良いのも嬉しい。
自分もダチョウに何かパフォーマンスを、、、と思いラフを描いてみたが、考えもなくただ描いただけの絵になってしまった。
今夜はもう寝ます。 [ダチョウ]の続きを読む
  1. 2005/02/11(金) 23:51:45|
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ホ ホー

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今はバスが走る通りも、かつては砂利道で、少し歩くと、ニセアカシアの林が道を断ち切っていたりした、かなり寂しい景色の茅ヶ崎だった頃。
夜8時になると、店はシャッターを降ろし、街灯も少ない暗い所の多い街だった。福岡の田舎から意を決して出てきた神奈川の茅ヶ崎は、たいした店も無い、本当の田舎で、さらに田舎に来てしまった思いで落胆していた。
ホッ、ホー
故郷でも憶えの無い、フクロウの鳴く声を耳にした夜、感動と切なさが混ざり合った、言いようの無い感情に包まれた。
市内に点在していた、保存林の標識が立つ雑木林も、今は宅地や道路に変わってしまった。
人口は倍以上になり、雑木林とともに、フクロウも消えた。 [ホ ホー]の続きを読む
  1. 2005/02/10(木) 17:54:44|
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カラス

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曇り気味だが雨は上がった。
カラスが鳴いている。このあたりで見かけるのは、大抵ハシボソガラスだが、家の中で声だけ聴いたところで、嘴の太い細いはわからない。しかし、どれも同じに聴こえる鳶に較べれば、変化に富んだ鳴き方で面白い。そしてうるさい。暗くなっても鳴くから耳に残るのかもしれない。
こどもの頃、ハシブトガラスに脛を2発つつかれた痛い思い出があるにもかかわらず、なぜかカラスは好きな鳥の一種だ。私と同じに好奇心の強い性格や、頭の良さに惹かれる。そして姿が良いと思う。艶のある黒い羽の色も好きだ。

天気のいいある日のこと。海岸を散歩したくなって出かけた。お昼時だったので、海岸近くのコンビニで、おにぎりとお茶を買ってから浜辺に出た。
座わり心地の良さそうな、場所を探しながら歩いていると背後に気配を感じて振り返ったら、ドバトとハシボソガラスが一羽ずつ。ドバトはうろうろしたあげく飛び去って行ったが、カラスはぴたりと動かない。
また前を向き、5~6歩進んでパッと振り返ってみた。カラスが一定の距離を保ってついて来ていたが、私が振り返ると同時に立ち止まり、沖を眺めるポーズを取る。
ははーん。コンビニの袋の中身が目当てだな!
面白いのでこれを4~5回繰り返してから。はっきりとカラスの方を見て、袋の中のおにぎりを食べ、お茶を飲んだ。
カラスはずうっと沖の方を向いていた。
やがて食べ終わったことがはっきりわかるように、大袈裟なしぐさで袋を小さく丸め、コートのポケットに仕舞って見せた。
そうすると、羽ばたいて飛び去って行った。
カラスならではの、思いがけない、“だるまさんが転んだ”がセットの愉快な散歩になった。 [カラス]の続きを読む
  1. 2005/02/09(水) 19:13:59|
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今日は雨の日。

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葉っぱの雨宿りは一拍子。

せわしく飛び立っていった、メジロ。
羽が濡れると体が重い。冷えもする。
それでも食べなければ生きてゆけない。
[今日は雨の日。]の続きを読む
  1. 2005/02/08(火) 18:16:18|
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メジロ

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フルルルルルル
空気が震え、鶸萌黄色の小さな影が私の頭上を越えて、枇杷の木の枝にとまった。
コミックキャラのような、まあるい愛嬌満点の白い目をしたメジロだ。
ひわもえぎいろと言ってしまったが、目白の体色を、目白色とは言わない。いや聞いたことが無いだけなのかもしれないが、本来メジロのものであるはずの色は、鴬色で通っている。古い時代の絵には鴬と称して、メジロが描かれていたりもする。
気の毒と思いはするが、恐らく当のメジロは、自分が「メジロ」と称すことすら知るまい。
ニセアカシア。サソリモドキ。。。などなど、人間が勝手に本物とか偽者とかに分け決めている可笑しさは、探せば数多い。
私は自分らしく生き、自分の絵を描く者でありたい。


※メジロの白目のように見える部分は、白い縁取り模様で、羽毛です。
[メジロ]の続きを読む
  1. 2005/02/07(月) 23:46:40|
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夜道の白梅

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東京で一仕事を終え、茅ヶ崎に辿りつき、駅からの帰り道。
夜道だからというわけでもなく、気づけば下を見て歩いていることがある。こども時代は夜空を見上げていれば、よく流れ星を見たものだ。天の川も、名を知らぬ星々も、満天に煌いていたから、夜空を見上げるのは自然なことだった。

今夜、ふと空に目をやれば、懐かしい煌きの星空があった。
しかしそれは、一瞬のイリュージョン。
暗い夜空を星の如くちりばめる、白梅の花影なのだった。
でもやはり、上を見上げると何かしらいいことがあるのは、昔も今も同じかな。しばらく、家路への歩を止め、梅の香を探した。 [夜道の白梅]の続きを読む
  1. 2005/02/06(日) 23:50:11|
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蜜柑

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蜜柑を美味しく食べられる時季は終わった。
しかし今日、どうしても食べたいと、妻が蜜柑をダンボール箱で買ってきた。見かけは案外、みずみずしさを保っている。ならばと、一つ、皮を剥き食べてみた。けっこう美味しかったので立て続けに三つ食べた。
暖冬といわれた今冬も、年が明けたら寒い日が多い。寒く乾燥した大気に蜜柑はよく合う。
蜜柑を囲んだ冬の思い出話はたくさんあり、それも蜜柑の味覚の一部になっている。
そういえば小六担任のK先生から、授業中に教わった、蜜柑の皮の剥き方が、その後の私の蜜柑の皮剥き方法になってしまった。
ズバッと半分に割り、また半分(四等分)に割って食べる。あまり格好いい剥き方ではないが、美人の先生のやることは、小学生男児に影響力を持っていたのだ。今だに四等分だもの。 [蜜柑]の続きを読む
  1. 2005/02/05(土) 21:45:20|
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フキノトウ

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蕗はふゆき。冬に黄色い花を咲かせるところからきているとか。
春の旬。今は野草から春野菜になった感がある数少ない日本固有の植物。そして苦味が特徴の大人の食材。

 蕗の薹が芽吹けば、
 さあもうすぐ
 梅が咲き、
 桜が咲く。
 花を見上げる人々の背筋は伸び、
 気分が昂揚し、
 国中に活気が漲る。

そうなることを願っている。 [フキノトウ]の続きを読む
  1. 2005/02/04(金) 01:22:32|
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コサギ2

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ほとんど絶滅状態の日本のトキ。一度も見たことがないが、詩にも詠われるその美しさは、特別なものなのだろう。

昨年晩秋、甲州。信州。越後を旅した。越後の目差す所は新潟市。田園風景真っ只中に、不協和音奏でる建造物集合地域が目的地であった。どこか釈然とせぬ思いで景色に目をやっていると、彼方の空から突然現れたシラサギの大編隊。
コサギと思われるそれは、藍色白抜き小紋の着物のような小粋な美しさであった。
ハッとした。
こんな風に、トキの大群が、ごく自然に飛翔する時代があったのだ。
この日の光景は特別な記憶になった。空のグラデーションを逆に描いてみた。だが、ハッとしたあの衝撃は、こんなものでは伝えようがない。
今更どうにもならないトキに、何億もの金と人手を費やすより、まだ可能性のある種の存続に、力を注ぐべきではないだろうか。 [コサギ2]の続きを読む
  1. 2005/02/03(木) 03:08:25|
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コサギ1

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福岡県のある町から、今の地に住みはじめて目にする野鳥に、コサギがいる。郊外にはアマサギがいるらしいが、純白のサギが一段と優雅に見える。

冬の冷たい川の流れに、滝行の修行僧のごとき白装束で佇む姿が、気高く映る。
この地で生まれ育った人には、普通に見かけるただの鳥なのだろうが、コサギの姿を見ると憧れに似た思いで見入ってしまう私だ。
あまり環境が良いとはいえない河川。
申し訳ないですコサギさん。
[コサギ1]の続きを読む
  1. 2005/02/02(水) 17:11:06|
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お台場で

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ひとを待つ間にスケッチした1点。99年夏のこの絵が、大人になって、野外でのスケッチ2点めであり、その後画材は携行しても描くことなくきてしまった。
描かないから画材に不慣れのままであり進歩がないのは明らか。さすがにこれじゃいかん!と、思い、はじめた絵ブログ。そうせざるを得ない状況を作らないと何もしない自分の性格には、正におあつらえ向き。
こうやって続けていけば、きっとこなれていく。続けていくうちに、知らない自分を発見することもあるだろう。
締め切りは日付が変わる直前。

この4年半前のスケッチを引っ張り出したのは、鉛筆のあたり+透明水彩絵具(鉛筆あたり無しで描くこともあり)で描いている今のスタイルと、このお台場スケッチのペン+透明水彩絵具のスタイルで統一するか、少しだけ迷いがあるから。
[お台場で]の続きを読む
  1. 2005/02/01(火) 10:41:11|
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