気ままに樹紋

●ジュモン'絵ブログとして、スケッチ主体ではじめましたが、写真も加えることにしました。●画像は拡大(クリック)して見てください!

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蛇に睨まれた子兎

20050519225354.jpg
中高生の頃は、時々山歩きをした。
三郡山、宝満山、砥石山、英彦山など九州での山歩きの代表コース。夏は三郡中腹の茶店で、冷たいところてんを食べるのが定番だった。源流のミネラルたっぷりの水で冷やしたところてんを、檜の葉をくぐらせたゴマ醤油につけてすする。三郡で食べるところてんに勝るところてんに出っくわしたことがない。

下山コースは季節によって変わる。
梅の時期は太宰府天満宮を目指して下り、境内で参拝と梅が枝餅を楽しんで帰る。
八木山回りで下山することもあった。高1の初夏に部活の先輩と2人で三山を縦走し終えて、八木山から下っているときのこと。
獣道に鎌首を持ち上げた青大将がいた。
鎌首の先には、崖を背にして硬直したノウサギのこどもが1羽。
先輩が物凄い勢いで突進して蛇の尻尾を掴むと、何度も振り回して、その頭を地面に叩きつけた。
蛇が苦手な私は、ノウサギを両手で保護した。
ノウサギはしばらく震えたままで、おとなしかった。

近くにウサギを飼っているY小学校があった。

小学校を訪ねて、いきさつを話し、ノウサギの子をを引き取ってもらった。
ウサギ小屋には、飼育されているノウサギが1羽いた。
「これでもう安心ばい」
私たちはとても良いことをした気分で家路に着いたのだった。

後日先輩がY小学校の近くに用があり、子ウサギの成長した様子を見に寄って来た。
子ウサギは、あのウサギ小屋ですぐに、先住のウサギに殺されたちばい」
先輩の衝撃的な報告。
私達がしたことの意味を、ずいぶんと考えさせられた。
ほんとうに良いことをした?
青大将は何か悪いことをしたのか?
子ウサギを殺したおとなウサギは?




下描き:ウサギの大まかなあたり
画材:透明水彩絵具
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  1. 2005/05/19(木) 23:41:11|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

jumonさんの手によって、子ウサギがこの世に生きていた証が残りましたね。
とても愛らしい子ウサギです。目に焼つきました。
  1. 2005/05/21(土) 23:10:23 |
  2. URL |
  3. murasaki4649 #YrPo1hyo
  4. [ 編集]

本当はもっと可愛らしかったんですけど。
それよりこちらにコメントいただき、メチャ嬉しい~~~です!
  1. 2005/05/21(土) 23:24:18 |
  2. URL |
  3. ジュモン #-
  4. [ 編集]

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