気ままに樹紋

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ボタ山

20050217234658.jpg

故郷、飯塚市は福岡県の真中辺り。筑豊の地域にある。
この一帯はかつては炭鉱の町として栄えた。
景気のいい街に、日本中から人が集まるので、中心街には様々な店が揃い、食べ物屋さんもかなりの数。全国からの人の舌に応える必要から、美味い店が多いのも特徴である。
ひよこ、千鳥屋はこの町が産んだ銘菓。地元で人気はさかえ屋という菓子店もある。商店街の常識となったアーケードの始まりも、飯塚であったと記憶している。


飯塚のランドマークは、日本一の高さと、教科書にも載ったボタ山であった。
夜になっても、トロッコの軌道が照明で照らされ、暗い夜空にボタ山のアウトラインがくっきりと浮かび上がり、24時間365日市内のどこからでも見えたものだった。
笑い話のようだが、故郷から茅ヶ崎に移り住み、富士山を見るようになっても、さほどの感激はなかった。冬には冠雪のボタ山を見ることだって出来たし、富士山までの距離があるから、故郷で毎日見たボタ山と迫力に変わりがなかったのだ。

今はどの地方にもボタ山は存在しないようだが、飯塚(正確には嘉穂郡穂波町)のボタ山だけがシンボルとして(?)残っている。
さすがに風化した山の形は丸味を持ち、高い地熱に草も生えなかった斜面に草木が茂る、年老いた風貌になった。
市内の一部には、前方後円墳とは知らず、その麓や中腹に暮らす人がいる。
ボタ山もいずれ、そうやって忘れ去られていくのだろう。
あるいは、人工的な造形物が、今や自然と化したと思えばいいのかもしれないが…


下描き:鉛筆のあたり
画材:透明水彩絵具
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  1. 2005/02/17(木) 23:48:17|
  2. いろいろ…
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