気ままに樹紋

●ジュモン'絵ブログとして、スケッチ主体ではじめましたが、写真も加えることにしました。●画像は拡大(クリック)して見てください!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

コブシ

20050412230532.jpg
人々が桜に心奪われているとき、静かに花を散らしていったコブシの花。


私はコブシに春の盛りを感じて、毎春この花木の姿を探す。
桜と違い、遠くにあっても、花色が霞に染まることがない。

ある年私は一人の児童文学者とともに伊豆の富戸へ、取材旅行に行った。
富戸港を望むペンションに宿泊したのだが、近辺には花盛りのコブシの木があった。それはそれは見事な枝を張った大木で、しばし作家と並んで見とれたものだった。
付近には大島桜と思われる桜も咲いていた。藪には野いちごが赤い実をつけていた。
ペンションのキャッチコピーは、“高原の野鳥たちの鳴き声で目覚めませんか?”確かそんなフレーズだった。

それは本当だった!

空がうっすらと明るくなってくると、
鳴きだした鳴きだした。
色々な鳥たちがさえずり、うっとり、清々しい朝・・・・なんてものではなかった!
うるさくって結局眠れなかったのだ。
部屋が暖かいのと、いつも夜中は起きているので、さっと寝付けず、うとうとしだしたのは未明。
ふっ。と。眠りに落ちたかな?
その瞬間から谷間に反響する大合唱が始まった。

今もコブシの開花と一緒に蘇る一際けたたましいあの声。
チョットコイ チョットコイ チョットコイ、、、、
子どもの頃から知っている泣き声だが、あれほどの大音響大合唱は聞いたことが無かった。

コジュケイ。
炊き込みご飯にしても旨いそうだ。



下描き:鉛筆のあたり
画材:透明水彩絵具
スポンサーサイト
  1. 2005/04/12(火) 23:48:29|
  2. いきもの…
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<路面電車 | ホーム | 人形>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://jumon.blog3.fc2.com/tb.php/95-f30a554f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。